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株式会社にするメリット
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◇社会的な信用が大幅にアップする ◇金融機関の融資が受けやすくなる ◇会社財産と個人の財産が明確に区分される ◇決算期を自由に選べる ◇消費税の納税を最大2期免除される ※株式会社設立時の資本金が1,000万円以下の会社の場合、設立時から2期までは 消費税の納税が免除されます。 ◇株式移転による相続税対策ができる ※代表取締役が亡くなった場合、社長個人の資産や所有している株券には相続税がかかり ます。この相続税対策として、毎年110万円までは、贈与税がかかりませんので、株式を 社長が生前のうちに毎年少しずつ移転させることで、効果的な相続税対策ができます。 ◇事業を継続しやすくなる ※個人事業では店舗の継承などに相続税の問題が発生します。会社の場合車、家等を会社 名義にしておけば社長が亡くなっても相続税を回避できます。 許認可事業を営んでいる場合はほとんどの場合免許証などの引継が行えず、もう一度子息 の名義で許認可の取り直しとなります。 一方、会社では会社自体が「法人」という独立した存在として認められているため、社長が バトンタッチしても、企業はそのまま継続することができます。 許認可事業を営んでいたとしても、代表者の変更届などを提出するだけでOKという事業 が多いです。 ◇社会保険に加入できる ※社会保険料負担というデメリットもありますが、保険料の会社負担分は会社の経費になり ます。 健康保険の手厚い給付や、国民年金より格段に多い年金を受け取れるようになります。
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株式会社のデメリット
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◆様々な規制がついてくる 会社は定款記載の事業目的の範囲でのみでしか権利能力を持ちませんので、定款の記載 にない事業を新たに設ける場合などには定款変更などの必要が生じてきます。 また、決算広告などの義務も生じます ◆法人税の負担 利益が出ていなくても毎年次の税金の負担が発生します。これらの税金は個人事業では発 生しないものです。 ・法人道府県民税均等割 約2万円 ・法人市町村民税均等割 約5万円 ◆事務負担が個人事業よりも多くなる ・会計処理 ・社会保険や労働保険の手続き ・会社組織に関する手続き
しかし、こうしたデメリットを考慮しても ○定款を作成し、規則に沿って事業展開をしている ○資本金を一定額投資している ○役員の住所氏名が登記簿謄本を見れば一目瞭然である などで対外的信用を得られることを考えると、これらデメリットの部分は 『会社が社会的信用を高めるにあたって必要不可欠な手続負担』といえます。
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