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■建設業退職金共済制度(建退共)とは ■
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法律により国がつくった、建設業の現場で働く人を対象にした退職金制度です。事業主の方は、従業員の共済手帳を作成し、掛け金を納める代わりに労働日数に応じた共済証紙を金融機関で購入し、現場で働く方々の働いた日数に応じて、共済証紙(1日310円)を手帳に貼り、その労働者が建設業界をやめたときに、建退共から退職金が支払われるという建設業界全体での退職金制度です。
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■制度の特徴
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1.国の制度である 退職金は国で定められた基準により計算され、支払われる 2.退職金は企業間を通算して計算 A建設会社からB建設会社に変わったとしてもそれぞれの期間を通算し支払われる 3.国による掛金一部補助がある 新たに加入した労働者(被共済者)は、国による掛金の一部(初回交付の手帳の50日分、 @310×50日=15,500円)補助がある 4.掛金は全額非課税となる 法人:損金 個人:必要経費 としての計上可能 5.経営事項審査において加点される
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■経審と建退共の関係
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経営事項審査において、建退共に加入し、履行している場合、客観的・統一的評価の対象とし、加点評価されます。経審で加点評価となるためには勤労者退職金共済機構発行の「加入・履行証明書」が必要です。 ■事業所所在地の都道府県支部に加入・履行証明願を提出 《発行基準》 ◇決算期間内に、手帳の更新等が適正にされていること ◇決算期間内に、被共済者の就労日数に応じた適正な証紙の購入があること。 ※建退共では、厚生労働省の業種別平均労働日数の月21日×12ヶ月の252日(一人あ たり)を基準としています ※自社に被共済者がいない場合には、購入した証紙を適正に下請に交付していること ※元請実績を有する者で共済証紙購入実績のない場合等は履行が確認されない為加入有り とならない
詳しくは 建設業退職金共済事業本部 http://www.kentaikyo.taisyokukin.go.jp/まで
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